特にアメリカは4年制大学が高額なので、それと比べるとコミカレは比較的リーゾナブルな留学を可能にしてくれます。
とは言え、結局どのぐらいかかるのでしょうか。
アメリカのコミカレは単位あたりの料金で計算します。1単位あたり200~350ドルぐらいが相場でしょうか。
留学生はビザの関係で1学期に12単位以上は取らなくてはいけません。年間で最低24単位ということですね。
しかし、編入学するには、セメスター制で60単位、クオーター制で90単位の取得が一般になりますので、2年で卒業するなら1年間に30単位は関連単位を取っていなくてはいけません。
それに加えて、登録費や保険、教材費をはじめとした諸経費がかかり、さらに家賃や寮、食費、通信費、交通費などの生活費がかかってきます。もちろん往復の飛行機料金は別途です。
上記の年間30単位の例で言えば、私がいくつかメジャーなところを調べた限りでは、1年間で合計20,000ドル~25,000ドルぐらいが平均的なコストと言えます(場所によって異なるので、平均にしてはずいぶん幅持たせましたが)。
少しコストが割高な例を見てみましょう。
日本人にも人気のサンタモニカカレッジ(カリフォルニア州・ロサンゼルス)です。ロスに行きたい、UCLAに編入したいなんて生徒はここを真っ先に勧められます。
1単位あたりの授業料も高いですが、土地柄、家賃、生活費が高く、平均的なコミカレよりも結構割高と考えてよいです。